最近はコロナウイルスの影響もあり、オンラインやネット通販などインターネット上でのやり取りや買い物などが以前にもまして普及していますよね。この自粛期間中にネットにショップを作ったり、新しく会社のホームページを開設するという人も増えているのではないでしょうか。
そこで今回は、商品や会社のイメージアップ・印象付けにぴったりなロゴ作成方法について書いていきたいと思います。
そもそもロゴって何に使えるの?
まずロゴと聞いて、何を思い浮かべますか?多くの企業がロゴをうまく活用してイメージを付けています。例えばマクドナルドと聞いて、特徴的な赤と黄色のロゴが頭に浮かんだ人は多いのではないでしょうか。そのロゴを多くの人が、目にしているはずです。
このように、ロゴは人に対して大きな印象を与えるのです。商品や会社のイメージや思いなどをロゴ一つで表現できる、いわば顔のようなものなのです。また企業だけでなく、名刺につけたり、クラブや部活のTシャツにつけたりもできます。
会社を持っていなくても、使えるところは多いのです。ここまで使用方法について書いてきましたが、次はロゴの作成方法についてです。ロゴの作成方法には大きく分けて二つの種類があります。
一つ目は「自分で作成」する方法です。二つ目は「作成を依頼」する方法です。それでは詳しく見ていきましょう。
ロゴを自分で作成する場合は?
ロゴを自分で作成する場合、ソフトやアプリを使用してオリジナルのロゴが作成可能です。パソコン作業やデザインが得意・費用をできる限り抑えたい人におすすめです。具体的には「Adobe Experience Design CC」のように一からすべて自分で作成するものと、「Canva」のように多くの素材や手本を組み合わせて作成するものがあります。
手本があれば自分のデザインに自信がなくても、作成できそうですよね。これらのソフトは無料なので、試しに使ってみたいという場合でも気軽に使うことができます。
ロゴ作成を依頼する場合は?
ロゴ作成を依頼する場合、以前はロゴ制作会社に発注することが多かったです。しかし近年では「ココナラ」のようにプロが副業や趣味でロゴ制作を安く請け負ってくれることが増えています。プロなので安心して発注できますし、何より高クオリティなのでおすすめです。
得意なジャンルなども書いてあるので、自分のイメージに合った制作者を探すのも楽しいかもしれませんね。さらにロゴの作成だけでなく、名刺・チラシの印刷もまとめて行ってくれるサービスなどもあって便利です。
ロゴ制作のコツは?
初めてロゴ作成をする人は、まず何から考えていいか迷いますよね。そんなときのコツを書いていきたいと思います。まず「印象付けたいことを絞る」ということです。ロゴは小さいマークですから、たくさんの思いは込められません。
そのため、これは伝えたいと強く思うことをピックアップしましょう。例えばマクドナルドのように会社名の頭文字やすき家のような主力商品、すかいらーくグループのような動物などが考えやすいと思います。
次に「色合い」です。介護施設や病院などは柔らかい色のピンクやグリーンが多いです。これは温かみや優しさなど、介護施設や病院に求めるイメージが伝わりやすいからです。例えば病院のロゴがショッキングピンクなど派手な色だった場合、なんだか近づきがたい印象を受けませんか?このように色が与える印象は大きいのです。
そのことを踏まえて、伝えたいことに合った色合いを選ぶとよいと思います。
依頼するときのコツは?
ロゴの依頼をする際は、できるだけ具体的に要望を伝えるとイメージ通りに出来上がることが多いです。人に何かを伝えるとき、考えの違いがどうしても出てきます。デザインは少し変えただけで、印象がガラッと変わってしまうことも少なくありません。
そのため譲れない部分をあらかじめ伝えておくと、仕上がりに違いが出てくるでしょう。また文字を入れる場合も、フォントの違いはとても大きいです。たとえば「英字で入れてほしい」と依頼したとします。それだとあまりにもざっくりしているので「かっちり目の英字を入れてほしい」や「丸文字の英字を入れてほしい」など範囲を狭めた依頼の仕方をすると、相違なくデザインが可能になります。
文字が与える印象とは?
お菓子のロゴなどでは、英語の小文字が使われていることが多いです。それはコロンとかわいらしい印象が与えられ、親しみやすい印象を与えます。反対に電化製品のロゴなどでは、英語の大文字が使われていることがあります。
それは堂々としたどっしりした印象を与えるからです。このようにフォント以前に、文字の大きさで与える印象の違いもあります。それを考慮して文字を選択することで、意図した印象を付けることができます。
ロゴ作成でやってはいけないことは?
ロゴ作成でやってはいけないことがあります。一つ目は「見にくい」ということです。ロゴは前述したとおり「顔」となる部分です。見にくいと効果は半減ですし、良い印象は持たれないでしょう。デザインも大切ですが、見やすさも大切です。
デザイン性を追求しすぎるがゆえに、見にくくなってしまうこともしばしばあります。それでは本末転倒なので、見やすいロゴを作成することを心がけましょう。二つ目は「傾いている」ということです。デザインとして傾いているなら別ですが、本来まっすぐであるはずのロゴが傾いていると細かいところに気を遣えていない印象を見た人に与えてしまいます。
それに加えて傾いていると違和感を感じるのでロゴに対してのイメージも悪くなる可能性もあります。そのためまっすぐにするだけで、ロゴのクオリティーも格段に上がりますよ。三つ目は「真似をする」ということです。これはロゴ作成をするうえで言語道断ですが、全くないとは限りません。
大企業や有名商品のロゴなどは、良く見慣れておりイメージが付きやすいです。だからと言って、既存のロゴを少し変えて使うのは犯罪となる場合があります。ブランドロゴのパロディはよくスマートフォンケースやTシャツにデザインされ、販売されていますがその場合も犯罪となりますので気を付けましょう。
ロゴ作成は意外と簡単!
ここまでロゴについて書いてきましたが、作成するのは依頼を含めれば意外と簡単にできます。興味はあったけど難しそうと思っていた方はこれを機会に作成してみてはどうですか?ロゴを変えただけで経営状況が回復したり、会社に対しての印象が良くなることもあります。ぜひクオリティーの高いロゴを作って、印象アップを目指しましょう!